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青山スタンダード教育機構

青山スタンダード教育機構

青山スタンダード教育機構の概略

青山スタンダード教育機構(以下「機構」と略します)は、青山學院大學の全學共通教育課程である「青山スタンダード科目」を実施するための全學的な組織です。よってその業務內容は、青山スタンダード科目の編成、運用、科目開発、科目評価から青山學院大學における教養教育のあり方の検討および設計までを含む広範囲なものとなっています。機構の構成員は青山學院大學に所屬する全教員です。従來の全學共通科目擔當教員が主に擔當するという體制ではなく、全學の教員がそれぞれの専門性や経験を教養教育に活かす事が出來るような體制が理想的であると考えています。
これまで本學で実施してきた全學共通科目とは全く異なる領域構成、科目構成となっています。青山スタンダード発足以前は、各學部がそれぞれの専門性に近い科目を擔當する責任擔當學部制をとり、キリスト教概論擔當者會、第二外國語擔當者會、保健體育関連科目擔當者會とともに、Ⅰ群からⅥ群までの科目群および第二外國語という科目構成で全學共通科目の運営を行なってきました。青山スタンダード科目では、「キリスト教の理解に関連する領域」、「人間の理解に関連する領域」、「社會の理解に関連する領域」、「自然の理解に関連する領域」、「歴史の理解に関連する領域」、「言葉の技能に関連する領域」、「身體の技能に関連する領域」、「情報の技能に関連する領域」「キャリアの技能に関連する領域」からなる9つの領域を柱として、それぞれの領域を全學生に履修してもらいたい「コア科目」と発展型である「テーマ別科目」に分けています。また、1年生を対象とした小人數クラスで行なう「フレッシャーズ?セミナー」や、大學で學ぶことの意義を理解することを目的とした「ウェルカム?レクチャー」、大學を卒業したあと、どのような職業につけばよいのだろうということを入學時から考える「キャリアデザイン?セミナー」などを新しい試みとして導入しています。これらの科目は、科目を擔當している教員を中心に組織される機構によって運営されます。機構の構成員は流動的なものとなり、全學的な教養教育を擔當する組織としての維持運営を安定的なものとするためには、全學的規模の責任體制が必要となります。よって、新しい教養教育課程である青山スタンダード科目に関する全責任は大學執行部が負うことになっています(副學長が機構長となります)。実際は副學長の職務內容を考慮して、機構運営の実務については副機構長(2名:専任教員から機構長が推薦し、學長が委囑する)が代行して、そのうち1名は機構長から業務の執行に関する権限委任を受けて、機構の最高決議機関である機構會議議長となります。
機構には、機構長、副機構長を中心とする機構役員會が設置されており、教養教育全體の評価、開発、実施が円滑になされるための體制づくりが行なわれます。役員會の下部組織として、「教育評価委員會」(青山スタンダード科目に関する評価を行なう)、「教育開発センター」(教養教育カリキュラムおよび科目の開発と戦略的な提案を行なう)、「予算委員會」(予算原案の作成および実施案についての検討を行なう)が設置され、それらの所長及び委員長は役員會の構成員となります。「機構會議」は、機構長、副機構長(機構會議議長及び副議長)、各領域擔當者會コンビナー、學部および獨立研究科代表(教務主任)、學長指名委員、拠職上の事務職員によって構成され、機構の最高意思決定機関、執行機関としての責任と権限を有します。機構會議における様々な決定事項は、機構長から學部長會に発議され、各學部教授會で審議されます。実際のカリキュラム編成に関する実務は、年度の授業擔當者によって構成される「領域擔當者會」において行なわれます。領域擔當者會は、コンビナーを中心に、それぞれの領域に配置された科目と関連の深い各學部及び獨立研究科教務主任と連攜を取りながら、次年度の科目內容および擔當者を審議し、機構會議にカリキュラム原案を提出します。領域擔當者會は、役員會に対して予算提案を行なう、または科目開発に関する提案を行なう場所でもあります。さらに學際領域科目など領域擔當者會相互の調整が必要な場合は、「領域連絡會」を開催して責任分擔を明確化します。
以上が機構組織全體の概略です。

青山スタンダード教育機構組織図

青山スタンダード教育機構の運営

教育評価委員會は、當該年度のスタンダード科目の実施狀況に関し評価を行ない、その結果を役員會に報告します。役員會はこれを受けて教育開発センターに対して次年度の科目構成に関する原案作成を依頼します。教育開発センターは、評価結果および學外から得られる情報を元に、新たな予算項目を含めたカリキュラムの大枠に関する原案作成を行ないます。これに従って役員會は、予算委員會に対して次年度予算原案の作成を依頼します。
なお、フレッシャーズ?セミナーやウェルカム?レクチャー、キャリアデザイン?セミナーに関しては、當面は擔當者會を設けずに教育開発センターが中心となり、科目評価結果をもとに、科目の運営及び將來構想についての検討を加え、実施案を作成して行きます。現在は専任教員の自主的な參加によって運営されています。
また、青山スタンダード科目を擔當する専任教員の人事権は、各學部および獨立研究科の専任教授會が有しており、機構は人事に関する発議権を持っていません。機構としては、各學部及び獨立研究科の専任教授會に対して、該當する人事案件が発生する場合、學部?學科教育のみならず、青山スタンダード科目の円滑な実施と充実に向けて機構とも協議を行いつつ人選に當たっていただきたいという要望を出しております。
青山スタンダード科目と、その維持運営組織である青山スタンダード教育機構は、青山學院大學の教養教育を充実させて行くための新しい流れです。今後も我々機構運営に攜わる教職員は、常に教養教育システム全體を評価して、青山學院の教育理念に基づくより質の高い教育を學生に対して提供していきたいと考えています。

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